スウェーデン・エコロジーの追求
スウェーデンでは採用している部材をどのように入手し加工し廃棄物を出しているとか、いつどれくらいエネルギーを消費したとか、あらゆる点で地球環境に与えるインパクトを少なくし、効率よくバランスのとれた家を建て、利用するよう努めています。
日本ではまだ、エコロジーに配慮したゼロエネルギー住宅などと称して太陽光発電を多数採用したり、ものさしの曖昧なまま高性能で省エネと称したりしていますが、太陽光発電機を製作するのにどのくらいの資源を使いどのくらい地球を汚しているかの評価の話などはほとんど聞こえてきません。ゼロエネルギーといいながら、電気代の前払いと二酸化炭素の排出を先に行っている可能性すら否定できません。、地球世代で一度しか利用できない資源を浪費しているだけかもしれない美辞麗句に惑わされず、しっかりとした企業ポリシーを確認した上で建てるべき家を選択していく時代が日本にも来ているような気がします。