とっても贅沢な・・・春の味覚
春本番ですね。今日はちょっと変わった春の味覚をご紹介します。
鯛めしというと大半の方は鯛とご飯を一緒に炊いたものを想像すると思います。しかし我が故郷、愛媛県にはこれとは違う「もうひとつの鯛めし」が存在するのです。では、どう違うのか・・・。
画像では少しわかりにくいですが、白米の上にとっても新鮮な鯛の刺身がたっぷり載っていて、真ん中に卵黄が載っています。これに薬味、醤油ベース(と思われる)のタレをかけて出来上がりです。たったこれだけのとてもシンプルな食べ物ですがそのお味はと言えば・・たれと卵黄が絶妙に刺身と絡み、口の中で・・いや、なんでしょう、言葉ではうまく表現できないほど美味なのです(笑)。美味しさの秘密は、やはり鯛の新鮮さとお店ごとにこだわっているタレにあるでしょう。
この鯛めし、別名「ひゅうがめし」といい、愛媛県でも南の方(南予地方)で主に食べられていたものです。最近では松山周辺でもこの鯛めしを出すお店があるので、四国に観光に行く機会がありましたら是非食べてみて下さいね。私は9月に帰省予定なのでとても楽しみです(笑) YAM