スウェーデンの世界文化遺産2
5月に入り暖かいと言うよりは、暑い日が多くなってきました。スウェーデンでは、これからが一番過ごしやすく、そしてスウェーデンの人々にとって気持ちが、ウキウキする季節がきました。私自身もこれからの季節は、「スウェーデンに出張でもないかな~!」なんて思います。そこで気分だけでも、スウェーデンに行った気になりましょう!と言う訳で今回は、丁度今の時期そー5月に、スウェーデンを訪れたときの写真です。芝生が青々とし、花も咲いています。この季節の気温は、ストックホルムで、6度から20度位だと思います。清々しいと言う言葉がピッタリです。
この写真は、ストックホルムの南に車で、20分位走ったところに有る、世界文化遺産の、skogskyrkogården(スコーグスシュルコゴーデン)直訳すると「森の教会と庭」こんな感じになります。ここは建築家Erik Gunnar Asplund(グンナール・アスプルンド)の設計による、葬儀場、火葬場、そして墓地が、一体となった場所で、その広さは、96万㎡もあるそうです。ここには、アスプルンド自身のお墓もあります。
この場所の一番の印象は、この大きな石で出来た十字架です。そしてランドスケープのすばらしさには、感動します。この計画から完成までは、およそ25年の歳月が掛かっているそうです。そして写真はありませんが墓地には、宗教を問わず全ての宗教の人々が、おおよそ12万人埋葬されています。スウェーデン人は、「死んだら森に帰る」と言う思いをもってるので、その埋葬の仕方は、さまざまで、散骨出来る場所も、有ります。
このスコーグスシュルコゴーデンで私が、意外だったのが、火葬をすることです。なんと無く私のイメージは、欧米は、棺に入った状態でそのまま埋葬されるのかと思っていましたので、それが意外でした。私もここは、冬も含めて何回か行きましたが、やはりこの季節が、一番キレイです。よーく考えてみると「お墓が、キレイ?」とチョット変ですが、もしストックホルムに行く機会がありましたら、少し足を伸ばして行ってみてください。行き方はストックホルムの地下鉄T-CENTRALEN/CentralstationからFarsta strand 方面ゆき(グリーンの路線)に乗って、9ヶ所目の駅skogskyrkogårdenで降りると目の前です。一度行ってみてください。
T.Ogura