箸作りの講師を勤めました
ちょうど一年前の今ころから、夢甲斐塾の活動を通して箸作りのボランティアをしていました。人にも箸の削り方をようやく上手に教えられるようになってきたそんな折、牧丘第一小学校の二年生のご父兄から親子学習会で箸作り教室をしたいというお声がかかり、私を含めた講師陣四人でおじゃまして来ました。
二年生のみんなとご父兄の方合わせて70人程の教室で熱気いっぱいの中、箸作り教室がはじまりました。当たり前ですが、ノコギリやナイフを使うので最初はみんなおっかなビックリ!でも段々手つきも慣れてきて少しずつ箸の形に近づいてきました。その頃には体中汗びっしょりで、手にはナイフを持った跡がクッキリつき、削るごとに痛さは増し、二年生のみんなにはちょっときつかったかも知れません。
でも、みんな本当に集中しています!
後半、箸の形が出来上がる頃には手の痛さも忘れ、お父さんもお母さんも箸作りにけっこうはまってしまった様子でした。
終盤、一生懸命作った箸はみんな上手に仕上がり、一人ひとりの顔は「諦めずに頑張ったんだ!」という達成感に満たされていました。
こうして終了した親子学習会の後日、いただいたご父兄の方の感想には、「最初は心配だったけど・・・から始まり、やってみたら親の方が夢中になって・・・、出来上がった作品は予想以上に上手く出来、とても楽しかった!そして早速、夕食で箸を使ったらご飯が美味しい!美味しい!の連発だったそうです。そして、お金を出せば何でも手に入る時代に「自分で作る」と言う貴重な体験をさせていただきありがとうございました。」 といただきました。
講師陣四人は、この感想を知らされたと全員が同じ感動を覚え、お手伝いさせていただき私たちこそありがとうございましたと感謝の気持ちで一杯になりました。本当にすばらしい時間を牧丘第一小の二年生のみんなと過ごさせていただきました。私たちこそありがとうございました。
もし、このブログをご覧になって親子学習会のような会で箸を作ってみたいと思っている方がいましたら
一度連絡をしてみて下さい。とっても素敵な箸と時間が手に入るかも知れません。
h。kanae