地盤調査をしました
家づくりの中で、人の生活の安全に関わる重要な仕事はいくつかありますが、そのひとつに、地盤調査があります。
その家を支える地盤の強さを、あらかじめ調査し確認することが必要で、どんなに頑丈な建物でも、その土地の性質に応じた建て方をしなければなりません。
地盤調査は、実際の現場の状況をあるがままに観察することから始まります。
当然のごとく弊社も、建築するすべての敷地について、スウェーデン式サウンディング試験の地盤調査を行なっています。
今回も、建築地に配置される建物の位置を数点、調査しました。
スウェーデン式サウンディング調査の“サウンディング”とは、ぐるぐる回転させる棒を伝わってくる音、とのことです。
先端にドリルのようなスクリューポイントを取り付けたロッドの頭部に、100kgまで荷重を加えて貫入量を測ります。
ハンドルに回転を加えながら地中にねじ込み、あわせてロッドから伝わる音と貫入抵抗から、土と地盤の強度を判断します。
シャラシャラの場合は細かな砂。ジャリジャリといい始めれば、やや大きめの砂。細かな石がたくさん集まっていればガルガリと激しい音が響きます。
このような方法で敷地内を数箇所測定し、測定されたデーターを基に調査結果を出します。
私共が建築する“スウェーデンの家”は、お施主様と共に一生お付き合いする大切な住まい。そのひとつとして、土台を支える地盤が信頼できる状態かどうか見極め、時には地盤補強・地盤改良等も行ない、安心して日々の暮らしを過ごしていただけるように努めたいと思っています。
wata