ツリーホテルに行ってきました。
久しぶりに、スウェーデンの取引先をいくつか訪問しました。
そこで、このツリーホテルを是非見て欲しいと言われ、半強制的に連れていかれました。
ここには、サウナを含めて、6戸の建物?コテージ?がありその内の一つを、私たちの提携先の住宅会社で制作しました。(下の写真のThe Cabin)
このThe Cabinは、4本の自然のパインに吊り下げられています。そして入口は、屋上のデッキから階段を下りて中に入ります。
でーここで一つ疑問が、浮かび、ホテルオーナーに聞きました、もし木が成長したら、中に入れなく成ってしまいませんか?と聞くと何と驚きの答えが、木は、先端が伸びるのでキャビンを吊るしている部分の高さは変わらないとの事でした。しかし、上には伸びないが、太く成るので、それに対応することの出来るバンドで、固定をしていますと、言ってました。私的には、これは常識だと思うのですが、結構ビックリでした。
そして、もっとビックリしたのが、提携先の住宅会社の社長も知らなかった事です。自分たちで、造ったのにー!!オチャメな社長です。
下の写真は、このThe Cabinの室内です。2人部屋に成ってます。インテリアも家具も専用のデザインで、特注品だそうです。
室内に入ってみると、この日は、風が強く天候があまり良くなかったので、結構揺れました。そーなんです、木が風で、揺れるのと同じに揺れるので、まるで船に乗ってる様でした。
下の写真は、ホテルのオーナーと私と住宅会社の社長です。
左からオーナーのケント・リンドヴァルさん私住宅会社社長のリカード・エリクソンさんです。
ちなみにこのホテルは、去年(2010)の7月開業で、8月には、すでに日本人が宿泊していました。
ではそれぞれの、コテージを紹介します。
下の写真は、The Bird's Nest(鳥の巣)です。円筒形のキャビンに白樺の枝を巻きつけてあります。何と電動昇降ロフト梯子で中に入ります。
そして下の写真は、Blue Cone(青炎)でもブルーではなく、赤く塗られた木片がウロコ状に取付てありました。ここは、北側に大きな丸窓が取付られていて、運が良ければオーロラが見えるそうです。
下の写真は、The Mirrorcube(ミラーキューブ)写真を撮ってもどこからが、森でどこからがキャビンなんだか、判りにくいんです。屋上以外5面が鏡です。しかも屋上もこの鏡に中に造られていますので外からは、見る事ができません。
ちなみにこのMirrorcubeは、1本の木で支えられていますので振れ止めのワイヤーが張ってありました。
最後は、The UFOです。このキャビンだけは、お客様がいて中を見る事は、できませんでした。キャビン自体は、FRPみたいな物で出来ているそうです。そしてこちらも電動のロフト梯子で上がっていきます。
今このツリーホテルは、世界中から、問い合わせが来ているそうです。つもり同じ規格の物を作りたい、との問い合わせだそうです。いろいろなマスコミの取材も来ているようです。
私も、次回かその次位は、一度宿泊してみたいなーと思いました。しかしルームチャージが、やはり高いから、しばらくは無理かなーとも思いますが、提携住宅会社の近く?(約50km)なので、その気になれば、宿泊出来るかなー・・・・・
もし泊まりたいとか、興味がある方は、下のホームページにアクセスしてください。詳しい事が判ります。英語のページも有りますのでのぞいてみてください。
http://www.treehotel.se/sv/rummen/the-cabin
T.Ogura